197年 - 199年

曹操・張繡の宛城攻防

袁紹本初えんしょう

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張繡を陣営へ招く河北の盟主

袁紹勢力

張繡を陣営へ招く河北の盟主

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原文

是後,太祖拒袁紹於官渡,紹遣人招繡,并與詡書結援。繡欲許之,詡顯於繡坐上謂紹使曰:「歸謝袁本初,兄弟不能相容,而能容天下國士乎?」繡驚懼曰:「何至於此!」竊謂詡曰:「若此,當何歸?」
日本語対訳

その後、曹操と袁紹が官渡で対峙すると、袁紹は張繡を招き、賈詡にも同盟を求める書状を送った。張繡は応じようとしたが、賈詡は袁紹の使者の前で、兄弟すら受け入れられない者が天下の優れた人物を受け入れられるのか、と拒絶した。驚いた張繡が誰に従うべきか尋ねた。

詡曰:「不如從曹公。」繡曰:「袁彊曹弱,又與曹爲讎,從之如何?」詡曰:「此乃所以宜從也。夫曹公奉天子以令天下,其宜從一也。紹彊盛,我以少衆從之,必不以我爲重。曹公衆弱,其得我必喜,其宜從二也。夫有霸王之志者,固將釋私怨,以明德於四海,其宜從三也。願將軍無疑!」繡從之,率衆歸太祖。
日本語対訳

賈詡は曹操に従うべきだと答えた。張繡が、袁紹は強く曹操は弱いうえ、曹操とは仇敵だと疑問を示すと、賈詡は三つの理由を挙げた。曹操は天子を奉じて天下へ命令していること、兵の少ない張繡を得れば喜ぶこと、覇者を志す者なら私怨を捨てて徳を示すことだった。張繡はその言葉に従い、軍勢を率いて曹操へ帰順した。