192年 - 196年

董卓暗殺と後漢朝廷の流転

展開09

樊稠殺害と李傕政権の亀裂

出来事に戻る

李傕は韓遂を逃がした樊稠を疑い、会議へ呼び出して殺し、その兵を自軍へ併合した。

関係する人物

董卓旧軍・李傕政権

馬騰・韓遂勢力

原文

裴注之引用書・九州春秋巻六 董卓伝・樊稠殺害
馬騰、韓遂之敗,樊稠追至陳倉。遂語稠曰:「天地反覆,未可知也。本所爭者非私怨,王家事耳。與足下州里人,今雖小違,要當大同,欲相與善語以別。邂逅萬一不如意,後可復相見乎!」俱郤騎前接馬,交臂相加,共語良久而別。傕兄子利隨稠,利還告傕「韓、樊交馬語」,不知所道,意愛甚密。傕以是疑稠與韓遂私和而有異意。稠欲將兵東出關,從傕索益兵。因請稠會議,便於坐殺稠。
日本語対訳

馬騰と韓遂が敗れると、樊稠は陳倉まで追った。韓遂は、争いは私怨ではなく王家の問題であり、同郷人として今は違っても大きな目的は同じだから、別れる前に話したいと申し出た。二人は騎兵を退けて馬を寄せ、腕を交わして長く語った。樊稠に随行した李傕の甥・李利は、帰ると二人が馬を並べて親しげに話したと李傕へ報告した。李傕は樊稠が韓遂と密かに和睦し、異心を抱いたと疑った。樊稠が東へ出るため増兵を求めると、李傕は会議へ招いて席上で殺した。